2012年11月6日火曜日

さてと、今日は撤収作業をします。


昨日は少々疲れもあって、必要最低限のことを済ませて、ゆっくりとしていました。そんなわけで、今日から撤収作業をすることになります。撤収作業って、何となく生産性のない仕事なんですが、次へ気持ちを切り替えるためには必要な時間です。


それこそすっきりと終わらせることで、一度頭をクリアにする意味もあります。他のレンタルギャラリーと違い、ギャラリー主催の企画ということもあり、展示から撤収までのプロセスは出展者と一緒に行うか僕がひとりで行っています。しかも、展示の方法やプリントに関しても、アドバイスやサポートを行っていますので、僕の感覚としては一緒に創り上げている感が強いのですね。


もちらん、作家がひとりで創り上げることが第一なのですが、自分本位の考えの他に違った意見や考えを受けることは、その人にとっての経験になります。僕に言われたからといって、そのまま行うことは無いし、結果として自分で決めれば良いことでもあるので、選択の仕方が重要になります。


写真は、前もって決められた構成やテーマに沿って撮影をしているわけでもないのですから(もちろんそういう種類のものもありますが)、出てきたものの中から、常に選ぶ行為が付きまといます。そこには自分自身にある一定の基準や意思のようなものが、意識的にも無意識的にも存在するもので、それらが作家としてのオリジナリティーや世界観になってきます。


つまりは、何を持って発表に至ったか、選択する必要があったかが大事なことになります。

そうでなければ、発表する意味なんてないですから。

  

Photo Aid in Miyagi 2012 ~明日へ架ける光~

20121110日(土)-122日(日)                                       
13001900、月曜日 入場料 \300
期間中何度でも入場出来るパスポート制です。

オープニングレセプション
1110日(土)19002100(延長あり)
場所 カロス・ギャラリー
会費制 ¥500 (入場料は別途お支払いいただきます)予約不要

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