2012年11月2日金曜日

先ずは感じることから


エリック・チャン写真展 光と歳月 は今日を含めて3日となりました。明日予定のクロージングパーティーに当てこんでいらっしゃるのか、今週は少しだけ来客が減っています。急遽日程変更もあったのので、その影響もあるのかと思いますが、明日はその分のお客様が来られることを期待しています。


次回予定の”Photo Aid in Miyagi 2012”は、一週間と置かずに、10日の土曜日から開幕予定です。こちらは、震災復興への継続的な支援という目的があります。やはり、今後も続けていくことが、風化させない大事な要素となっていくのではないかと思っています。


写真にどれほどの力があるかは定かではありませんが、こういうことって、ある意味生活から離れたものである方が分かりやすいのかもしれません。感動や心揺さぶられる体験って、その場でしか味わえないものですし、あまりに生活に密着しすぎると、違った意味合いの方が強くなっていくものです。


写真はその生い立ちから、ドキュメントとしての役割を担ってきた時代があります。現在もそのような種類のものは数多くあり、後世に渡って引き継がれるメッセージでもあります。事実を事実として、客観的かつありのままに写し撮ることで、逆に主体となる写真家の思いが見えてくるものでもあります。


一方、アートとしての写真は、写真家の内面にある衝動や感情を、写真表現により語る哲学的なものとも言えます。ずいぶんと大げさな言い方ですが、思想や想い、意思や表す上での覚悟が感じられるものでもあるわけです。したがって、その表層のみを捉えてしまうと、よく分からないなんてことにもなりがちです。

そのあたりは、作る側も見る側にとっても、とても悩ましいところではあるのですが、先ずは感じることから入り、最初から拒絶、無関心にならないことが理解へと繋がっていくように思えます。

 
 

エリック・チャン写真展  光と歳月

20121014日(日)-114日(日)                                       
13001900、月曜日、10/17(水)、23日(火)休み 入場料 \300
期間中何度でも入場出来るパスポート制です。

会期、休業日を変更しています。ご注意ください。

○一日前のクロージングパーティー “ the day before closing party “

日時:113日(土)文化の日 1800 – 20:00
場所:カロス・ギャラリー
参加費:¥800(初めて来られる方は、入場料¥300を別途お支払いいただきます)

予約等は不要です。当日は飲み物と若干の食べ物を準備しますが、差し入れ、持ち込みは大歓迎です。

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