以前も書いたと思うけど、公募による企画展を行っているにはわけがあります。
常識や既存の形式に囚われない、新しい価値観を持つ人たちが必ずいるだろうということ、それらがまだ稚拙で、未熟であったとしても可能性を感じさせてくれるものであり、そういった人たちと出会いたいとの思いがあるからです。また、そうしたもの、人たちに対して、出来るだけリベラルな立場で評価し、伸ばしていくこともギャラリーとしての役割であると思っています。
なにより、地域に根ざし活動したいと思われている人たちは昔から多くいるにも関わらず、地元での評価があまりにも低いのではとの考えもあります。大昔は環境がそうさせたと言えるのでしょうが、現在は違っています。
一介の地方の個人ギャラリーの公募で発表したところで何になると思われるかもしれません。キャリアにもステータスにもならないと思われるかもしれません。でもね、生身の身体から手に触れられる実体として形に出来ない限り、自分自身もそうだけど、周りにも評価されないように思うんだよね。
人生観が変わるからやってごらん、なんてことは言えないし、全てが良い結果を生むわけではないけど、おそらくは自分の中で何かが変わることだけは確かです。
変わっていく自分は、やらされ感やただ与えられることを待つだけでは感じられないし、そんな形で行ったとしても一過性で終わってしまうからね。
結局は自分次第になるのだけど・・・、どこかで引っかかりを感じたなら、ギャラリーの扉を開けてみて下さい。
○“Love and Joy again“
2012年7月3日(火)- 7月29日(日)
13:00~19:00、月曜日休み(16日は除く) 入場料 \300
期間中何度でも入場出来るパスポート制です。
13:00~19:00、月曜日休み(16日は除く) 入場料 \300
期間中何度でも入場出来るパスポート制です。
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