2012年7月12日木曜日

先ずは、ここで確かめてみて下さい。


外は雨、ジメッとした暑さを感じます。ギャラリー内は陽も射さないので、入ると少しひんやりとしていて、エアコンを付けるまでではないのですが、やはり湿度が上がって来ているように感じます。

この時期というか、夏場もそうなのですが、湿度が高いのには参ってしまいます。もっともそれは僕にではなく、作品にとってということです。写真は基本、紙にプリントされたものですから、湿度により伸びたり縮んだりするわけで、マットをして額装してある場合は目立ちづらいのですが、プリント品そのものを直に展示している場合は注意が必要です。紙厚も厚手ですしね。

こちらでの展示は、スタンダードな額装で行う場合がもちろん多いのですが、作品世界や意図により、さまざまな方法で行われています。そういった意味では、単に写真作品を見せるだけではなく、それらを全体として構成することで、ひとつの世界観を見せている場合があり、その点では写真ギャラリーとしても変わっているように感じるかもしれません。

“Love and Joy”でも、そのような形で行われているものがあります。また、額装していてもその形式がやや普通とは違っているものもあります。普通という言葉を使いましたけど、展覧会ってみな特別なものだから、展示する手法も表現の一部であって、それが当たり前だと、個人的には思っています。

とはいえ、奇抜さや派手さのみで表現されたものには、あまり関心はありません。心や頭に残る存在が、そこにあるかどうかですね。

先ずは、ここで確かめてみて下さい。



“Love and Joy  again“

201273日(火)- 729日(日)   
13001900、月曜日休み(16日は除く) 入場料 \300
期間中何度でも入場出来るパスポート制です。



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