2012年7月1日日曜日

展示準備も佳境を迎えています。

今日から7月、展示準備も佳境を迎えています。

昨日、3人目の展示が終わり、今日と明日で全ての展示を終了させる予定です。展示作業の合間に、この先に展示予定をしている人も見えられて、なにやらポートフォリオレビューが始ったりと、フランクで楽しい時間が瞬く間に過ぎていきました。

僕もそうだけど、彼らの良いところは、出された写真に対して、きちんと自分の言葉で感想や意見を言っているということ、そこには上下関係や下らないしがらみやなれ合いといったものが一切ないということです。年齢やキャリア、ましてや使っているカメラなんて関係ないし、そこにある写真から受けた印象を自分自身で消化し、相手に率直に話そうとする姿勢が感じられます。

素直に良いものは良い、気に入らないものは気に入らないと言えることって、大事なことです。もちろん相手を気遣う気持ちも必要だから、言葉を選ばなければいけないし、自分とは違う部分を許容することもなくちゃいけません。何でもかんでも自分の経験や知識に照らして、決めつけるようなやり方は、ことアートに関してはもっとも馬鹿げたことなのです。

なぜなら、アートは新しい価値の創造だから、それは、絵画であっても彫刻であっても、写真であっても同じで、方法や手段はそれを導き出す補助に過ぎないとも言えます。自分が得たいと考える創造に必要な技術や方法を手に入れたり、試行錯誤することは当たり前のことだけど、どちらが先なのということです。

生活に直接かかわることで、目的と結果が違っていることは良くあることだけど、

アートはそういう類のものではないからね。



“Love and Joy  again“

201273日(火)- 729日(日)   
13001900、月曜日休み(16日は除く) 入場料 \300
期間中何度でも入場出来るパスポート制です。



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