2010年11月27日土曜日

「時をこえ」


先ずはこちらを読んでみて下さい。


先日今年のNHK紅白歌合戦メンバーが発表されました。その中で初出場することとなった、沖縄出身のHYというバンドの「時をこえ」の歌詞です。

正直なところ、この発表があるまで、僕はHYを知りませんでした。(もっと他にも知らない人はいるのですが)HYってなんぞやと思い、ちょっと調べて、この曲を見つけました。

過去にそこで起きたことを伝え続けること、それがたとえ忌わしく哀しい出来事であったとしても、起きてしまったことを何もなかったことにすることは出来ないというすごく当たり前のことを再認識させられました。

メンバーは全員80年前半の生まれです。実体験のない話に説得力が無いかと言えば、決してそうではありません。もちろん体験に基づいた話は、それだけで圧倒的ではありますが、それを伝えることは出来るものです。

伝えたいものがあることやそれを伝えようとする姿勢は、年齢と共に目ざめ、育っていくものではありません。キャリアがそうさせるものかと言えば、全くそんなこともありません。

必要なものを強いて挙げれば、どれだけその事実や思いに向かい合い、自分自身と語りあっているかなんだと思います。

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