2010年11月11日木曜日

「1」 が横並びする日

今日は11月11日です。


「1」 が横並びする日ですが、年一回、必ず来るわけでとりたてて珍しいことではありません。ましてや、来年になると2011年ですからさらに「1」が並ぶわけで、でも年明け1月1日や1月11日でも似たようなものですから、あまり話題に上がらないのかもしれません。

それでも、毎朝大抵のテレビ番組で行っている占いやネット上で自分の今日の運勢を見ている人は沢山いるでしょうし、日にちについても結構気にする人がいるのでは、とは思います。また、イベントや商品販売なんかは、それにあやかって企画を立てている場合がよく見られます。

個人的にはそんなことよりももっと大事な日があるわけで、ただ物珍しいから何かをすることはあまり聞きません。自分や親しい人たちの誕生日であったり、結婚記念日なんかの方が、はるかに何かをする価値がありますし、個人的なことだからこそ価値があるのだと、僕は思います。

何かを共有する感覚は、その範囲が狭ければ狭いほど濃くなるものです。会社の組織に属している場合、全体の方針であったり、社是は理解しているものの、結局は担当となった部署内の具体的な行動や関係性の方が強いものです。ましてや、利害関係があまり無い(と思われる)家庭や家族であればなおさらのことです。

僕の場合はあまり記念日的なものはありませんし、それほど多くの人たちとの関わりもありません。何か寂しい人生のように思われるかもしれませんが、本人はいたってその辺りには無頓着な性格ですから、気にするまでに到っていません。

毎日ギャラリーを開け、それほど多くの方は見えられませんが、そんな方々が自然に語りかけてくれる瞬間があるから、それで良いとさえ思っています。毎日がそうかと言えば、決してそうではありませんし、もしそうなったらそうなったで、逆に困惑してしまうような気もします。

毎日が記念日のようだったら、何が本当なのかがぼやけてしまいますから。

少なくても良いから、もっと濃い中身を望んでいるのかもしれません。

もし、それが感じられたのなら、その日が記念日になるのでしょうね。

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