2009年7月28日火曜日

“写真家”と”カメラマン”

昨日撤収の手伝いに来てくれた2人と昼食を取っている時、一人からこんな質問がありました。

“写真家”と”カメラマン”ってどう区別しているのですか。

彼女らは仙台の専門学校で写真の勉強をしている人たちです。そんな彼女らでも人と話をしていると、いろいろな言い回しの中でそれらは使われ、よくわからなくなるということでした。

文字だけを見ると、どちらも写真を撮る人なので、やはり分りづらいですね。

その時は、”写真家”は、写真を芸術表現として撮影、制作している人、”カメラマン”は、商業や広告を客観的に事実として撮影する人と言うようなことを話しました。


夜、部屋に戻り、広辞苑で調べてみました。

“写真家”
1. 写真を撮る人。2.特に写真を芸術の表現手段として撮影・制作する人

“カメラマン”
1. 専門の写真技師。写真家。2.新聞社などの写真撮影担当者
とでています。

何か、分かったような、分らないような言い回しですね。

その他の言い方として、”フォトグラファー”や”写真作家”などがあります。

僕は、アートとして考えれば、”フォトグラファー”という言い方があっているような感じがします。

そして、制作された作品には、明確なテーマやコンセプトをあり、芸術性をも備えている。なおかつ、制作活動を継続して行えている人たちが、”フォトグラファー”と言えるのではないかなと思っています。

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