2009年7月6日月曜日

横木安良夫ワークショップ&トークショウ報告!!

7月4日(土)、5日(日)に開催された”横木安良夫ワークショップ&トークイベント”が無事終了しました。

4日の午前中から会場設営を行い、椅子を並べながら、少し窮屈かなとか後ろの人はちゃんと見えるかなとか色々と考えてしまいました。これまで僕は芝居にしろこのようなワークショップにしろ常に見る側の立場でしたが、それでもそれぞれの座席の設定とかは良く見ていた方です。
でも、やはり気になります。本当は、途中から階段状になればベストなのですが、劇場ではないのでそこまでは出来ません。
後ろに座った方、済みません。少し見づらかったかもしれません。

午後から横木さん、福川さんを迎えて、プロジェクター設定。少し時間を取られましたが、プリンターは数度のテストでOKと、ひとまず安心しました。正直セッティングはぶっつけ本番でしたので、かなりドキドキものでした。

開場前からすでに数人の御来客があり、いよいよ始まるんだと緊張が高まり、一人とても落ち着かない気分でした。お二人は常に講演されているので、余裕ではありましたが。

いよいよワークショップが始まり、プロジェクターに映し出されるイメージが、CRECO(クリコ)により、徐々に変化していく様子がはっきりと分ります。いままで、横木さんのHP上で拝見していた内容がとても分り易く実演されていきます。
会場の皆さんもメモを取られる方もいらっしゃり、真剣な眼差しで見られている様子が手に取るように感じます。

プリントまで終え、ワークショップがつつがなく終了後、福川さんとのトークショーが始まりました。お二人のアート写真に対しての含蓄のある言葉や真摯な姿勢に思わず頷いている自分がありました。福川さんがおっしゃっている”アートリテラシー”と言う聞きなれない言葉が、一つのキーワードでしたね。

僕の解釈では、物や情報が氾濫し豊かな時代となったけれど、どこかで満たされない欲求や閉塞感を解消する手段として、アートにそれを求めても、その経験・学習がなければ本当の理解や共感を得ることが出来ない。その為に写真集や写真展を数多く見たり、作品について考えること(自分自身に投資する)がアート写真を理解する方法であり、作家もそのために明確なコンセプトやテーマを打ち出し、作品を発表する必要があると言うことだと思います。

トークショーも終了し、東京からおみえになったAYPCのメンバー方とも合流し、オープン記念も兼ね、懇親会を行いました。懇親会会場内でも、近郊から見えられたアマチュア写真家の方々に対して、持ち込んできたポートフォリオをお二人がレビューして頂いたりしている姿を拝見していると頭が下がる思いでした。

そして、参加して下さった方々のほとんどは、今まで得られなかった経験や言葉を聞き、満足されたのではないかと思っています。

不慣れな進行と不手際が多々あったと思いますが、横木さん、福川さんをはじめ会場に来て下さった皆さんのおかげで何とか無事行うことが出来ました。

本当に有難うございました。

今後もワークショップ、イベントを企画していきますので
宜しくお願い致します。

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