2011年11月14日月曜日

NHK杯フィギュアの日本人選手たち

昨夜2011NHK杯フィギュアのエキシビションの放送を見たのですが、編集されていたとはいえ、日本人選手が多かったのに驚きました。男女シングルでは、国際的にも通用する選手が多くいることは知っていましたが、ペアやアイスダンスでもトップクラスの選手がいるということですね。


フィギュアスケートはテレビで見るぐらいで、ほとんど門外漢ですし、取り上げられる選手もほぼ決まっていることもあるので、実際そうなってしまいがちですが、国内で行われる国際大会だから他の選手についてももっと紹介すればいいのにと感じました。

エキシビションは上位の選手のみが参加するようですから、ペアやアイスダンスで結果を出した日本人選手がテレビで紹介されたことは良かったと思います。こんなことを書くと、お前は日本人だからって言われそうですが、世界へのステップアップとしての場をひとつの目的としている大会でもあるのだから、幅広く日本人にスポットを当ててあげるのがホントでしょうと言いたいのです。

注目されるには実力はもちろんだけど個人の持つタレント性なんかが必要で、世間もそれを望んでいるわけで、おのずとそんな選手に偏ってしてしまうものです。メディアにしても話題性や数字は大事なことですからね。

日本人が日本人を応援したり、活躍を喜ぶことは当然のことだと思うし、それを見ることで気分が良くなったり、気持ちが晴れたりするものです。また、あまり注目をされなかった(メディアに取り上げられない)選手が、素晴らしい演技や実力を見せてくれた時でも、同じような喜びや感動を受けるわけで、有名、無名によってだけで生まれる感情ではないものです。

文化・芸術の世界も然りで、一握りの著名な作家や芸術家の周りには、数多くの優れた方々がいらっしゃいます。スポーツに比較して、メディアに取り上げられることが極端に少ないですから、知られないのは当たり前の話なのです。まぁ、メディアに取り上げられないイコール評価されないことではないし、世に認められるだけを目指して作品を発表しているわけではないのだけど、やはりもっと広く認められてもいいよなと思ってしまうことは良くあります。

その辺りは、地域では特に強く感じます。個人的には、今はどこで活動しようがあまり関係ないと思うのだけど、首都圏依存の仕組みや傾向は以前から脈々と受け継がれているもので、この場に根を据えてと考えてる人は少ないのだと思います。

そのあたりは無名であっても地域で頑張ろうとしている人を、地域で応援・支援してあげられないことにも繋がっています。とても、哀しいことですね。


おっと、またグチのようになってしまいますので、この辺で止めます。

それでは、また明日。



○福島隆嗣写真展 「恐ろしいことを考え続けるための都市実践」

 2011年10月30日(日)~2011年11月20日(日)

 13:00~19:00、月曜日休み、入場料 ¥300

 期間中何度でも入場出来るパスポート制です。

http://kalos-gallery.com/exhibition/current_exhibition.html

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