歌詞のフレーズではないけど、震災から3年目の朝を迎えました。
3年という期間をまだと思うか、もうと感じるかは、現在の立場や環境に影響されるかと思いますが、正直どちらか一方なんて決められるものではないように思います。それほど、大きな災害だったわけで、全体的な悲劇を語る以上に、個々が持つ悲しさの方がもっと重く、深いモノだからです。
大小はあれ、誰もが一瞬死を実感した出来事だったと思うし、その後の人生において、大きな影響を確実に与えているのは言うもでもありません。ある者は、つらく厳しい運命を嘆き、苦しみ、今なお耐えがたい生活を送られています。また、ある者は、こんな状況であっても人間本来が持ちうる想像力や可能性を信じ、己の役割を懸命に果たそうとしています。
そして、感情がつかさどる行動や考えは、常に個人的なレベルへと向かっていますから、それが正しいことであるか無しかの判断も、その人自身に委ねられます。誰かが決めるのではなく、個々が真っ直ぐにそれらに向き合い、考え、生きてゆくしかないということです。
それでも真っ直ぐに向き合うことは、時につらく、とても大変なことで、どこかで眼をそむけてみたり、わざと気にしていないような振りをしてしまいます。そうすることが、さも大人としての対応のように・・・。
石の上にも三年
我慢してさえいれば、冷たかった石も、やがて暖かくなるかいえば、それだけではならないことは誰もが分かっています。
そろそろ3年
あきらめることなく、続ける。
僕にとっては、これだけのこと。
そうでなければ、この場に残った者として、申し訳が立たないじゃないかと。
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4つの単語から、新たな創造を!!
PHOTO(仮)
皆様の参加を心からお持ちしています。
Sha-gaku vol.7 Act-2
2014年3月1日(土)- 3月30日(日)
13:00~19:00、月曜日休廊
13:00~19:00、月曜日休廊
入場料 ¥300(会期中何度も鑑賞出来るパスポート制)
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