2009年6月23日火曜日

展示の見直し

昨夜の雨とうって変わり、今日は朝から初夏を思わせるような天気です。風が強いのと湿度が高いのが少し厄介ですが、まあ雨よりは良いですね。

ギャラリーの中は半地下の影響もあり湿度が高めになるので、昨日は休みだったのですが午後からドライで乾燥していました。今回の展示は、デジタル作品を直に壁に留めているので、湿度が問題です。

主にコットンベースの用紙を使用していますので、湿度によりたわみが発生してくるからです。と言う訳で、今日の午前中は全点展示の状況を見直しました。久々に脚立を取り出して来て、たわみを起こしているものを全て取り付け直しです。1時間30分程掛かりましたが、精神衛生的にはすこぶる良好になりました。

やはり当たり前ですが、よい状態で作品を観ていただきたいですからね。全体をもう一度眺めながら、どことは言いませんが、以前とても著名な美術館で1m×1m程度の額装された写真作品が波打っていたのを見て、とても悲しい気持ちになったことを思い出しました。そんな思いはしたくないので、これまでもそうでしたが、毎日の確認は今後欠かせない日課の一つになります。

さて、ギャラリーがオープンしてから、約1ヵ月が過ぎましたが、来てくださったほとんどのお客様は展示されている作品や内容に満足されている様子です。今日はお客様のアンケートでの感想を一部ご紹介します。


○時代に沿いつつ同時代を輪切りにしている。その切り口にフレッシュな感覚を覚えました。

○今回の写真展、すごく良いです。うめつくす感じが圧倒的で、サイズのまちまちなところ、見にくい所にも写真があるところも含めて、すごく好きな展示でした。

○写真は記憶についてのメディアだと改めて感じた。

○オリジナル・プリントがこうして見られる場所があるのは、とても嬉しいです。有名・無名問わず、どんどん見たいです。

○モノクロに逢えて良かった。


まだまだ、仙台でも無名の小さなギャラリーですが、オリジナルで、そして質の良いものを出来る限りお見せしていく予定です。
是非、お気軽にお立ち寄り下さい。

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