2009年6月6日土曜日

「日々是好日」

今日は朝から雨模様で、一日中降り続くようです。このところ週末にかけて天気が崩れるようで、何か心も沈みがちになりそうですが、これから梅雨に入るというのに、これではいけないと自分に言い聞かせている所です。

ネコのpolkaは相変わらず僕を5時に起こしにかかりますが、最近は無視しているので、途中で諦めて寝るようです。彼は雨が降ろうが、お陽様が差そうがお構いなく、ぼんやりと外を眺めているかと思うと突然部屋を走り回ります。(もっとも一日の内で、1、2時間程度しか行動していないようですが。)そうして大半は、自分の世界に浸り、気ままに過ごしているのです。

そんな姿を見ていると、本当にごくたまにですが、「日々是好日」と言う禅で使われる言葉を思い出すことがあります。これは、決して毎日が大安で良き日であると言う解釈ではないのですが、そんな意味でもいいんじゃないかと思えてしまいます。
本来は、ままならない世の中をどういう気持ちで生きて行けば良い日になるかを問う言葉で、かの宮本武蔵を書いた吉川栄治さんはこう示しています。

晴れた日は晴れを愛し 雨の日は雨を愛す 楽しみあるところに楽しみ 楽しみなきところに楽しむ 

さて、僕自身はまだまだ出来た人間ではありませんので、なかなかそんな心境で毎日を過ごすことは出来ないのですが、明日この雨が上がったら、久しぶりにカメラを携えて、買ったばかりの自転車でゆっくり街中を散歩?でもしようかと思います。

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