2011年12月11日日曜日

ルール

ちょっと寝坊をしてしまいました。毎朝あるpolkaの来襲を押しのけて2度寝したのですけど、寒さの影響だけではありません。いい年をしてと思われるでしょうが、いつもというわけではないし、もう少し寝ていたいと感じている身体に逆らわない方がいいなと思ったからです。


人にはそれぞれ自分の中のルールを持っていて、他者や社会と関係してこない(影響しない)部分について、極力そのルールの中で生活しようとします。大抵の場合、そうした方が自分にとって楽だからです。楽というのは、文字通り楽しいに直結していて、誰も苦しいことを自らの判断で選ぶことは少ないはずです。

その中で大もととなるルールと言えるものが、信念であったり生きる上での姿勢みたいなものなのでしょうが、それらは滅多に言葉や行動に現れることはなく、ここぞという時の判断基準だと思っています。なぜなら、それは単純に楽ということではないからです。だから、日常で自分に課すルールはそれほどの重要性はなく、案外そうした方が安心出来るといった意味合いの方が強いのです。

僕自身、これでなくてはとか絶対にここだけは曲げられないとか、それらを越えてこう生きたい、こうありたいという強い信念は希薄な方なのでしょう。だから、遠くの目標に向かって、自分の信念に逆らわずというより、今この瞬間に起きているさまざまな物事に対して、右往左往しながらも、ひとつひとつを出来るだけ受け入れ、例えば自分の考えとは違ったものについても認めていきたい、自分のルールに囚われ過ぎないようにと考えています。

とは言え、それを行動にすることはとても勇気もいるし、自分を苦しめる結果に陥れる可能性もあるわけで、なかなか素直にかつ迅速にはいけないものです。それらはまた自分の中にあるエゴにも密接に繋がっているわけですから、やはり難しいことです。

ルールは破るためにあると言われるように、そこに縛られているだけでは見えてこないものも確かにありますし、時代によって常識も移り変わるものだから、自分自身変化する努力はすべきなのでしょう。また、情報過多の現在だから、余計慎重にしなければいけないものでもあります。

でもそうしたことで、一番大事なのは、選択したルールに後悔しないことなんだろうね。

まだ、変えなくちゃいけないことも変えていきたいこともあるのだから。





○Gallery Selection 2011

 Scene-1 2011年12月3日(土)- 12月25日(日)

      13:00-19:00(25日は17:00まで)、月曜日休み

 Scene-2 2011年12月27日(火)- 2012年1月22日(日)

      13:00-19:00、月曜日、12/31-1/4 休み

入場料 ¥300 期間中何度でも入場出来るパスポート制です。

http://kalos-gallery.com/exhibition/current_exhibition.html

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