2011年12月10日土曜日

取りとめの無い話

今日も寒くなりそうです。日差しはあるのですが、その分余計冷え込んでいく感じがします。


でも、このまま晴れてくれると今夜からの天体ショーが見られそうです。

皆既月食ですね。今回のものは日本全国で、全過程が見られるようです。高度も比較的あるので、ビルにも邪魔されずに地上から見られるかもしれません。出来るだけ暖かい格好をして、赤い月の満ち欠けを眺めてみてはいかがでしょうか。

さて、Gallery Selection 2011 Scene-1は今日でちょうど一週間を迎えます。このところの寒さと師走の忙しさもあってか、平日はぼちぼちと来られる感じで、幾分僕も暇をもてあそび気味ですが、この分いろいろと考える時間があるので、それはそれで良いかと思っています。

フェルメール展も12日までとなり、たくさんの方が見に行かれているようですが、歴史的価値のあるアート作品を見る機会は地域ではそれほどあるわけではないので、混雑するのも無理はないかと思います。

かつて都内の美術館で常設されているアート作品を見るたびに、それらが制作され発表された時、人びとはどんな思いや感情を持って向かい入れたのだろうと考えることがあります。特に、死後認められ、発表されたものについては、そんなことが頭に浮かびます。

その頃無名であった彼らの作品は何を持ってその時代で認められず、理解されないまま埋もれてしまったかというすごく単純な疑問のようなものです。当時の経済や社会状況、それから市民生活における流行といったものに、ものすごく影響を受けたことには間違いは無いのですが、はたしてそれだけなのかなということです。

おそらく、答えが出ないことは分かっているのです。

でも、その一端に入っている僕にとっては、少なくとも考え続けていかなければいけないことなのです。

何と、取りとめの無い話・・・。





○Gallery Selection 2011

 Scene-1 2011年12月3日(土)- 12月25日(日)

      13:00-19:00(25日は17:00まで)、月曜日休み

 Scene-2 2011年12月27日(火)- 2012年1月22日(日)

      13:00-19:00、月曜日、12/31-1/4 休み

入場料 ¥300 期間中何度でも入場出来るパスポート制です。

http://kalos-gallery.com/exhibition/current_exhibition.html

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