2011年2月27日日曜日

話が長すぎると思う今日この頃

2月も後2日で終わります。今日と明日とで”Gallery Collection & Photo Showcase”の展示も終了し、皆様へお披露目することとなります。今日は、小出さん、永井さんの二人の展示を予定していますが、僕もどのようになるか分かりません。


2人の場合は、すでに数多くの展示経験があり、今回は多くの点数を展示するわけではないので、まぁ僕としてはお任せ状態です。展示される内容が分かっていれば良いので、その点ではあまり心配はしていません。

それにしても、今月は忙しくもなく暇でもなく、その割にはゆっくりと考える時間が少なかったように思えます。時間はたっぷりあるはずなのに、目の前の事柄を優先してながら、他の事項も脇目で見ながらが多かったので、そうなってしまいました。結局は僕自身の不器用さに起因しているのだと思います。

会期準備中でもあり、写真を見せに来てくれたり、先の企画に沿ったワークショップを個別にしていたりと、そう多くはないのですが、自由になる時間は少なくなってしまいました。人と話をしていると、僕自身も夢中になってしまい、ついつい2、3時間が過ぎてしまっていたりして、ちょっと余計なことを話しすぎたなと反省しきりです。

でもね、これも少しずつでも集まってくれている人への感謝の態度なんです。元来、僕は話ベタ、文章ベタで、いわゆる人に物事を伝える、話すことがもっとも苦手なタイプで、今でも出来れば避けたいくらいなんです。人に感動や思いを伝えるにはなんてことをあからさまに言っている人間がこんなことを話しちゃいけないのですが、実際はそうなんです。だから、僕も来て下さる人と同じように悩み、幾分苦しみながら考え、そして出来るだけのことを伝えなければならないと思っているわけで、その結果として伝えるための時間が必要になり、いつも長めになってしまうのです。

難しいことや感覚的な話はあまりしません。より具体的なことを、自分自身が理解出来ることを前提に話しています。分からないことは分からないとは言いますが、けっして考えていないわけではありません。ふとしたきっかけで分かる場合もあるから、分からないまま残し、そうだと思えた時に言葉にしたりするので、時々脈絡のないことにもなってしまいます。

人が見ると、何かとりとめの無い話をしているように感じるかもしれませんが、これが今の僕の流儀のようです。変化はしていくのでしょうが、根本は変わらないと思います。

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