2009年11月4日水曜日

初日…夜空には満月

昨夜は見事な満月でしたね。

19:00過ぎに表に出た瞬間、かなり低い位置にまん丸の月が眼に入りました。一日中冬のような寒さでしたので、大気は澄みきり、とてもくっきりと美しかったです。
それにしても、夜になると一層寒さが増して、久しぶりに顔が痛い感覚を受けました。

そんな寒い中、昨日見えられたお客様はほとんどが初めてのお客様でした。連休最終日でもあったし、今年一番の寒さも手伝って、いきなり押し寄せるようにはいらっしゃらないだろうと思っていましたが、それでも来ていただいたお客様には感謝です。

僕も出来るだけ来ていただいた全てのお客様とお話をしたいのでが、何人か重なってくるとどうしても出来ない場合があります。本当にごめんなさい。
でも、話かけてほしくない人もいるわけで、僕の方も何となくですが判るようになってきました。逆に話しをして欲しいと思っているお客様も、何となくですが判るようになってきました。

仙台のお客様は全体的にとても遠慮深く、時間の流れも少しゆったりしている印象です。僕も高校までは仙台でしたが、その後東京での生活のほうが長いせいもあり、都会のせわしなさや人との稀薄性を感じながら、今ここでとか、こちらから動かないと、と言うような、一種脅迫めいた感覚がどこかにあるような気がします。

いい悪いは別にして、そんな文化や地方性はどんな世の中になっても残っていくべきだと思います。日本全国画一化していっている現在、地方都市が小東京化していく感覚は、利便性や効率性を考えれば、それはそれで正しい動きなのかなとは思いますが、何かつまらないですものね。まぁ、そんなことを時折考えながら、1人ギャラリーの扉が開くのを待っているようなわけです。

蔵王や泉ケ岳(この山は仙台市内になっています)には初冠雪があったのですが、今日は少し、暖かさが戻るようです。この時期、コンビニのおでんが一番売れるようなことを今朝のニュースで言っていました。寒さに慣れる前に、急に寒さに触れ、暖かさを求める人の気持ちが影響していると解説していました。

今日も、ギャラリーの中は暖かさに溢れています。

身も心も温めていってもらいたいと願っています。

0 件のコメント:

コメントを投稿