想定内、想定外
いい意味でも悪い意味でも使われますが、皆さんはどちらがお好みですか?
日常的な生活全般においては、多分想定内の方が良いと感じる人の方が多いように思われます。安心、安定はやはり基本だろうし、始終想定外ですと、疲れてしまいますしね。
趣味、嗜好についても、おおよそは想定内を好むんじゃないかと思います。今まで好んできた食べ物や飲み物が違う味になったとしたら、それは想定外というよりも、まるで違うものになってしまいます。
想定内とは、文字通り予想出来る範囲内って意味ですが、それを越えるものが想定外で、前者が受け入れられるもの、後者がそうでないとしたなら、今日の生活はあり得ません。つまりは、進化し、残ってきたもののほとんどの始まりは、想定外であったと言えるのではと思うのです。
過去から現在に至るアートの歴史は、その最たるもので、現在では、おとなしく静かな佇まいで、美しさの象徴のように見られたとしても、当時は、異端で、スキャンダラスな存在だったはずです。
だからと言って、何をやっても良いということにはならないわけで、世の中に認められ、広く浸透していくには、それ相応の力や時代背景といったところが否応なく関係してくるのですね。
それでも、想定外のものを創ろうとするのが、表現する者の常なんだろうと思うのです。
何も、アートに限ったことではありませんが。
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皆様の参加を心からお持ちしています。
Workshop & Review
weeks Ⅱ
2014年4月12日(土)- 次回会期決定まで延長
13:00~19:00、 4/29、5/5,6を除く月曜日、火曜日休廊
13:00~19:00、 4/29、5/5,6を除く月曜日、火曜日休廊
ギャラリー所蔵品、写真集、図録閲覧については、入場無料
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