2013年11月12日火曜日

写真作品を展示・発表することは、

今日から、撤収、準備期間になります。

昨日は、いろんな雑事をしている内に時間が過ぎていき、結局、展示作品の撤収をしませんでした。中途半端にやるよりも、一気に片付けてしまった方が結局は効率が良いことを経験的に分かっていますし、今回は準備時間が多めにあるので、急がなくても良いと思っています。

ですので、次回出展者もそれほど慌てずに作業出来るかと思います。それでも、作業に当たれる日は限られていたり、実際してみると予想と違ったりすることはありますし、その為の調整も必要となりますから、時間はあったに越したことはありません。まぁ、いつも緊張の中進めることは出来ませんから、ある程度の余裕があった方が良いわけです。

例えば、1年後に展示をする場合に、実際検討や制作に掛かる期間は1年まるまるあるかと言えば、そうではありません。写真の場合は、それが顕著で、常に作品制作を行っているわけではなく、撮影した写真からセレクトしたり、構成といったエディティングを検討する期間の方が多いように思います。実際、具体的に準備、制作する期間は、多くても2~3カ月程度でしょう。

その間、常に考えていることは必要なのですが、実生活の中でそれが出来る環境にあるかと言えば、大抵の人はむずかしいのかなと思います。ですので、考えていれば、何かがひらめいたり、生まれることはありますから、出来るだけそういった時間を自分で作ることが大事になります。

写真作品を展示・発表することは、集中と緩和を繰り返しながら、徐々に形にしていく作業なのです。実際に継続的に発表される方は、そのバランスが良いのだと感じます。そして、それらは経験により次第に上手くなっていき、時に自らを強いたり、自然にその方向へ導き出されるようになっていくのだと思います。

ですので、初めて展示をしようとする人は、先ずは集中する時間をきっちりと自分に課すこと(半強制的にでも)が必要になります。それから、間を持って、そこで考えたこと、決めたことを確認する時間を作ることです。

もちろん、そのもっと前に、発表するモチベーションが無いといけないのですが。




○「カケガエのないモノ展」「Sha-gaku vol.7」企画参加者募集中!!
 あなた自身にとってのかけがえのないモノを写真で表現しましょう!!
  Sha-gakuはいつもと変わらず、自由な表現が基本です。
皆様の参加を心からお持ちしています。





カケガエのないモノ展
20131130日(土)- 1229日(日)                                    
13001900、月曜日休廊(12/23は除く)


2013年11月11日月曜日

個展

亀卦川宏人写真展「瞬き」は昨日無事終了しました。

当ギャラリーでは約2週間の会期と短めではありましたが、多くの方が来廊され、静かな時間を過ごされていきました。深く、感謝いたします。

今年開催した個展は、3回になります。数としては少ないと思いますが、全て初個展です。個展というと何か特別な人やキャリアを積み重ねた人が満を持して行うもので、ハードルが高いと思われているようで、何度となくグループで展示されている方でさえ、躊躇するのが現状です。

亀卦川君を除く2名は、当ギャラリーの企画で初めて展示を経験し、その後いくつかの企画へ出展を重ねて、2年程で個展を行っています。亀卦川君もいくつかのグループ展での出展経験はありましたし、当ギャラリーでも出展されていましたので、その都度に、個展をした方がいいよと話してきました。

3名が3名とも同じ思いを抱いたとは思えませんが、個展をしたことで、そこに至るまでの経験や知識、考え方、写真や自分自身との向き合い方を得たように思います。僕としては、これらを生かして、継続的に更に深く、或いは違った展開での活動をしていってほしいのです。

さて、ここまで書いてきて、個展はそんなにハードルが高いものかと言えば、個人的にはそうではないと思っています。明確な意思や表現したいモノがあり、それらを写真として残し、一つのまとまりとしてあるのなら充分に出来ることです。

何が上手くいって、何がダメだなんてことは、始めから考えても仕方ないことです。それらを提示しようと考え、実際に創り上げた結果として現れてくるのです。

これを読んで下さっているあなたにも、いつの日かではなく、いつでも出来るものなのです。


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 あなた自身にとってのかけがえのないモノを写真で表現しましょう!!
  Sha-gakuはいつもと変わらず、自由な表現が基本です。
皆様の参加を心からお持ちしています。




  
カケガエのないモノ展
20131130日(土)- 1229日(日)                                    
13001900、月曜日休廊(12/23は除く)

2013年11月10日日曜日

言うは易く、

最終日。

これまた恒例のように天気は崩れそうな雰囲気ですが、そんなことは気にせずに最後まで行きたいと思います。見たいと思われて、まだ来られていない方は是非ともお越し下さい。

人の一生然り、つつがなく終わりを迎える方が良いのかもしれないけど、いい意味で少しぐらいは破綻や不安、期待や想像を持たせながら終わってもいいのではと思っています。予定調和で、ハイ、チャンチャンというように、物事を片づけてしまってもどうなのと言うことです。

特に過激である必要はありませんが、アートっていうものはそういった役割を担ったものだと思っているからです。奇抜さや特異性、サプライズや衝撃を意図しがちですが、本当は自分の作品や描こうとする世界に対して、期間限定の生をどれほど与えられたかってことが、作家としての力のように思います。作品はひとつひとつ残っていきますが、それらが織りなす構成や雰囲気はこの場で、この時でなければ感じられないものですし、それを作り上げるのは作家本人なわけですから。

さて、終わりがあるってことは、始まりが必ずあるということです。
始めたからこそ得られるもの、始めなければ決して分からなかったこと、さまざまな出会い、それらは、全て作家にしか与えられないものです。

言うは易く、・・・。

実際にスタートラインに立って、しかも走らなければ、・・・何も得られない。




○「カケガエのないモノ展」「Sha-gaku vol.7」企画参加者募集中!!
 あなた自身にとってのかけがえのないモノを写真で表現しましょう!!
  Sha-gakuはいつもと変わらず、自由な表現が基本です。
皆様の参加を心からお持ちしています。

  



亀卦川宏人写真展 「瞬き」
20131026日(土)- 1110日(日)                                  
13001900、月曜日休廊(11/4は除く)




カケガエのないモノ展

20131130日(土)- 1229日(日)                                    
13001900、月曜日休廊(12/23は除く)

http://kalos-gallery.com/exhibition/kakegae.html



2013年11月9日土曜日

今日、そして明日

今日、そして明日。

いよいよもってフィナーレに近づきました。特別なイベントがあるわけではありませんが、皆さんのお越しをお持ちしています。

亀卦川君の在廊予定は次のようになっています。
土曜は、15時半から18時半ごろまで。
日曜は、13時から19時まで(終日)

フォトブックもまだ在庫がありますので、この機会にお買い求めください。

しっかりとやり切ること、

これもまた次につながる大事なところ。




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 あなた自身にとってのかけがえのないモノを写真で表現しましょう!!
  Sha-gakuはいつもと変わらず、自由な表現が基本です。
皆様の参加を心からお持ちしています。

  



亀卦川宏人写真展 「瞬き」
20131026日(土)- 1110日(日)                                  
13001900、月曜日休廊(11/4は除く)




カケガエのないモノ展

20131130日(土)- 1229日(日)                                    
13001900、月曜日休廊(12/23は除く)

2013年11月8日金曜日

表現する者としての才能

朝から妙なお天気です。
晴れたかと思ったら、急に雨がぱらつき、風も時折強く吹いています。

お天気のようにコロコロと変わっていても何か起こるわけではないので、今日もいつも通り過ごすことにします。亀卦川宏人写真展は、残り3日となりました。手前味噌になりますが、好評の内に終える予感がしています。

何でもそうですが、初めてのことって、文字通り1度きりしかありません。とても緊張もするし、ある程度の覚悟が必要です。やったものにしか分からない感情や思いが頭から身体を巡り、知らず知らずのうちに落ち着かず、疲れているものです。

ちょうど今朝の天気のようなもの。そうやって、次のステップへと進んでいくのですが、進んだからと言って、順調に進化するとは限らないし、前の方が良かったと思われることも良くあることです。なかなかに観る側は手ごわいですし、主観によるものですから余計そうなりますね。

また、初めてという特別な思いが過剰に伝わったりすると、次に行う時に以前より作品の出来自体は良くても、素直に伝わらない場合もありますから、難しいところではあるのですが・・・。

いずれにせよ、言えることは、その時々で最大限の力を出せれば良いのです。妙に余裕を出してみたり、何となくやってしまったりすると、観る側は敏感にそれを察知します。決して、ルーティーンではありませんからね。

まあ、それが続けられるかってことが、表現する者としての才能なんだろうね。




○「カケガエのないモノ展」「Sha-gaku vol.7」企画参加者募集中!!
 あなた自身にとってのかけがえのないモノを写真で表現しましょう!!
  Sha-gakuはいつもと変わらず、自由な表現が基本です。
皆様の参加を心からお持ちしています。





亀卦川宏人写真展 「瞬き」
20131026日(土)- 1110日(日)                                  
13001900、月曜日休廊(11/4は除く)




カケガエのないモノ展

20131130日(土)- 1229日(日)                                    
13001900、月曜日休廊(12/23は除く)

2013年11月7日木曜日

鋭意準備中!!

カケガエのないモノ展


鋭意準備中!!



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亀卦川宏人写真展 「瞬き」
20131026日(土)- 1110日(日)                                  
13001900、月曜日休廊(11/4は除く)




カケガエのないモノ展
20131130日(土)- 1229日(日)                                    
13001900、月曜日休廊(12/23は除く)

2013年11月6日水曜日

誰もが持ちうるもの

冬の入り口を抜けたような朝です。

polkaが寝ている僕のお腹に乗ってくると、いよいよ冬に入る感がするのですが、今朝は朝方4時頃から自分の寝床を抜け出てきて、いつの間にかいました。もちろん、水が飲みたいとかご飯を食べたいってこともあり、僕を起こそうとしているのですが、特に大きく鳴くわけでもなかったので、やはり寒さを感じてのことだったのだと思います。

3kgの体重で、ちょうど新生児程度ですが、いつまでも乗っていると徐々にずしっとした重さを感じます。結局、それに耐えきれなくなって、目が覚め、起きてしまうのですが、その時のpolkaの顔は妙に勝ち誇ったような感じに見えます。いつも同じような表情をしているのがネコなのにね。

皆さんにも外の雰囲気や気温など、普通に季節を感じること以外に、自分だけが感じる季節の変わり目があると思います。他人とは違った感覚のようなものや自分だけの恒例の出来事といったことです。

自己表現にも似ているところがあって、自分では普通で当たり前に感じることが、他の人には特異、異質であったり、そんなことは思いもしないだろうってことを、目に見える、触れて感じられる、或いは音として聞こえるものに、形に変えているものじゃないかって思うのです。

そう考えると、誰もが持ちうるものなんじゃないかな。


○「カケガエの無いモノ展」「Sha-gaku vol.7」企画参加者募集中!!
 あなた自身にとってのかけがえのないモノを写真で表現しましょう!!
  Sha-gakuはいつもと変わらず、自由な表現が基本です。
皆様の参加を心からお持ちしています。




亀卦川宏人写真展 「瞬き」
20131026日(土)- 1110日(日)                                  
13001900、月曜日休廊(11/4は除く)




カケガエのないモノ展

20131130日(土)- 1229日(日)                                    
13001900、月曜日休廊(12/23は除く)