2013年3月19日火曜日

走塁ミス


昨日行われたWBC準決勝、日本は残念ながら敗れ、三連覇の夢は断たれました。

誰もが8回の走塁ミスのシーンを思い浮かべますが、監督からは重盗しても良いとのサインだったらしく、その判断は選手に任せられたわけで、当事者となった2選手は余計悔いが残る結果となりました。

出場している選手はプロで活躍し、キャリアも充分ですから、選手に判断を任せることは、監督の信頼の表れだったと思います。でもあの大舞台、一球で流れが変わってしまう中で、曖昧だったのではとの意見も見られるようです。

いずれにせよ、出場するか否かで揉めにもめ、監督指名に迷走し、結果的に純国産の選手を集め出場に至り、予選で苦しみながらも勝ち残った理由のひとつは、2大会連続で世界一になっているという証とプライドなんだろうと思います。

だから、僕としては、監督、コーチ、スタッフと選手との信頼関係や同じ方向性を持っている中、あのような采配を下したのなら、結果として実らなかったとしても良しなんじゃないかと思います。勝負事は大抵、紙一重なものですしね。

さて、もうじきシーズンもオープンします。

気持ちを新たに、プロとしての仕事を見せて欲しいと思います。



清信 一芳写真展 「 かげを、いろどる 」
201339日(土)- 331日(日) 
13001900、月曜日休廊
入場料 \300(期間中何度でも入場出来るパスポート制)




女性だけの写真展 「Natural Woman
201346日(土)- 428日(日) 
13001900、月曜日休廊
入場料 \300(期間中何度でも入場出来るパスポート制)


オープニング・パーティー

46日(土) 1900 – 21:00(延長あり)
場所:ギャラリー内 参加費 ¥300(入場料は別にお支払いいださきます)
予約不要、入退出自由、差し入れ、持ち込み大歓迎!!

2013年3月18日月曜日

感情、そこからの気づき


どんよりとした曇り空、生暖かさが感じられる朝です。

本個展の反響はおおむね良好の内に一週間が過ぎました。今週は中日が休日で週末を含めると3日間がお休みの方もいらっしゃると思いますので、その一日の数時間を割いて、足を運んでいただきたいと願っています。

僕としての今回の密かなテーマというべきものは、感情、そこからの気づきです。しかもそれは表面的に激情がイメージされるような強いものではなく、静かに揺れ動き、かつ、ある意味実体を伴ったものです。だから、ここに提示された作品ひとつひとつに対し、理解することを求めてはいません。

視覚を通して届いた何ものかに、先ずは素直に感じて欲しいのです。これは、作家と一緒のシンパシーを捉えて欲しいわけではなく、作品から発せられた温度や風や光といった実体あるいは想起されるものを、良くも悪くも、自分の感情として受け止めて欲しいということです。

物事の多くは、理解から始まり、自己や社会としての判断により、それらに対する反応が発生するのだと思っています。それらは、一般的な価値判断の手段でもあり、そこからモノとしての良し悪しや価値の優劣に繋がっているのだと思います。

ですので、頭で理解することを一旦止め、自身の持つ感情の生々しさや鮮烈さ、冷徹さや矛盾性といった部分を改めて感じて欲しいということです。

それは、もしかすると、新たな自分に気づかされる瞬間でもあるのです。



清信 一芳写真展 「 かげを、いろどる 」
201339日(土)- 331日(日) 
13001900、月曜日休廊
入場料 \300(期間中何度でも入場出来るパスポート制)




女性だけの写真展 「Natural Woman
201346日(土)- 428日(日) 
13001900、月曜日休廊
入場料 \300(期間中何度でも入場出来るパスポート制)


オープニング・パーティー

46日(土) 1900 – 21:00(延長あり)
場所:ギャラリー内 参加費 ¥300(入場料は別にお支払いいださきます)
予約不要、入退出自由、差し入れ、持ち込み大歓迎!!

2013年3月17日日曜日

混沌から生まれてくるもの


2週目の週末、今日は清信さんが在廊する予定です。午前中仕事があるとのことで、午後やや遅めからになると思いますが、直接話が出来ますので、是非とも見にお越し下さい。

それにしても、清信さんを始め、ギャラリーで展示をされる方の多くは、仕事は別にあるわけで、忙しい中、作品制作やギャラリーでの打ち合わせと精力的に動いています。年がら年中ということではないにせよ、有難くも、その行動力には眼を見張るばかりです。

結局のところ、僕が企画したものであっても、実際に作品を持ち寄るのは参加される方ですから、自発的な働きかけがあってこそ形になるものです。現在はネット等の環境が良くなってきましたから、距離や時間の制限もなく、情報のやり取りは出来ます。極端な話、顔が見えなくても、最後まで出来るものです。

でもね、僕も古い人間なので、実際に顔を突き合わせて、話をして、雰囲気や温度、ニュアンスを捉えないと、なかなか本人はもとより作品の内側に入ることは出来ません。想像はいくらでも出来るのですが、果たしてそれが本人が創り出すものとイコールである保証はありませんから。

それほど、人に伝える、その人の本意をくみ取る作業は難しいのです。すれ違いや食い違い、勘違いといったことは当たり前に起こることとして、その先にある本質に辿りつくためのぶつかりや意見交換は必要となります。

それがモノを作るってことだと思っているし、自分本位に進んでいかない過程のダイナミズムこそが面白いところなのですね。

新たな発見や感動もそんな混沌から生まれてくるものなのだと、僕は思っています。



清信 一芳写真展 「 かげを、いろどる 」
201339日(土)- 331日(日) 
13001900、月曜日休廊
入場料 \300(期間中何度でも入場出来るパスポート制)




女性だけの写真展 「Natural Woman
201346日(土)- 428日(日) 
13001900、月曜日休廊
入場料 \300(期間中何度でも入場出来るパスポート制)


オープニング・パーティー

46日(土) 1900 – 21:00(延長あり)
場所:ギャラリー内 参加費 ¥300(入場料は別にお支払いいださきます)
予約不要、入退出自由、差し入れ、持ち込み大歓迎!!

2013年3月16日土曜日

しつこいと思いながらも、


しつこいと思いながらも、企画参加募集の宣伝です。
そう、ギャラリーでは恒例となっているSha-gakuです。

今回で6回目となり、現在個展を開催している清信さんもこの公募展がスタートでした。他にも多くの方が、この場でさまざまな経験をしながら、自分の表現を追いかけています。

そういった意味では、展示による表現とはどういったものなのかを経験するには、打ってつけの場と言えます。とにかく、審査なく、テーマも自由、壁をどのように使うかもほぼ制限は無いわけですから、全ては参加する方次第になります。僕は、サポート希望の方に対して、それぞれの表現に合わせて行うだけです。

結局、自分が行うわけだから、何かを得たり、学べるのかと思われるかもしれませんが、五感に直接触れるやり方で経験したものは、ずっと強烈で、痕跡として残るのですね。そして、案外これまで探していたものは近くにあったりして、気づいていなかっただけ、なんてこともあるのです。

6月開催予定ということで、まだまだ参加は少ない状況です。偶然でもカメラに触れ、写真を撮る楽しみを知った方は、今の自分を表現してみるべきです。まだキャリアが浅く、展示なんてと考えている方は、何を持って自分の写真を評価するかを考えてみて下さい。

現在の自分の経験知の中でしか評価出来ないことは、とても悲しいことです。

表現することは、文字通り、それを表に現すことでしか意味を成さないのですから。




清信 一芳写真展 「 かげを、いろどる 」
201339日(土)- 331日(日) 
13001900、月曜日休廊
入場料 \300(期間中何度でも入場出来るパスポート制)




女性だけの写真展 「Natural Woman
201346日(土)- 428日(日) 
13001900、月曜日休廊
入場料 \300(期間中何度でも入場出来るパスポート制)


オープニング・パーティー

46日(土) 1900 – 21:00(延長あり)
場所:ギャラリー内 参加費 ¥300(入場料は別にお支払いいださきます)
予約不要、入退出自由、差し入れ、持ち込み大歓迎!!

2013年3月15日金曜日

今はそんな気分。


今年は桜の咲く時期が早いかもしれないですね。仙台は4月の10日頃の予想をしているようで、ちょうど女性だけの写真展「Natural Woman」を行っている頃になりそうです。

それを見越してなんですが、DMの裏には桜の花びらを舞い散らしています。デザインしていたころが大雪だった時で、もう雪はいいよなと本気で思っていましたから、その影響もあります。もちろん、女性だけってところも意識しているのですが、とにかく春らしくしたかったのですね。

人間、気持ち次第ってことは大いにあるし、気持ちが入っていないように見えるものに、何かを感じることはとても少ないですから。美しく、完成されているのは分かるんだけど、だからどうなのって感じることもよくあることです。だから、多少粗雑で、稚拙であっても、引きこまれる何かがあった方が、個人的に表現としては良いと思っています。

テーマやコンセプトも然りで、そこだけを強調し、わざとらしく見せつけられても、逆に白けてしまうことがあります。構成力や演出力はとても重要な要素ではあるけど、過度に注意が払われてしまうと、ひとつひとつの作品の重みやそこから発散する熱のようなものを阻害してしまう恐れがあります。

世の中クールにスマートにこなすことが良しとされているようですが、表現の世界ではちょっと違うのではと思っています。

まさに、地中から生え出てきたような作品を見たいよね。

今はそんな気分。




清信 一芳写真展 「 かげを、いろどる 」
201339日(土)- 331日(日) 
13001900、月曜日休廊
入場料 \300(期間中何度でも入場出来るパスポート制)




女性だけの写真展 「Natural Woman
201346日(土)- 428日(日) 
13001900、月曜日休廊
入場料 \300(期間中何度でも入場出来るパスポート制)


オープニング・パーティー

46日(土) 1900 – 21:00(延長あり)
場所:ギャラリー内 参加費 ¥300(入場料は別にお支払いいださきます)
予約不要、入退出自由、差し入れ、持ち込み大歓迎!!

2013年3月14日木曜日

いつか誰かが見つけてくれるかもしれないから、


近くにある幼稚園が卒園式のようで、今朝は両親に連れられた子供らの姿を見かけました。彼らの屈託の無い笑顔を見ていると、全くの他人である僕でも次は小学校だね、頑張れよと言いたくなるというものです。

この先、小学、中学から大学までと親の庇護の元育っていくのでしょうが、今の彼らの笑顔が曇らないようにしていくのが大人としての務めのような気がします。現実はいつしか嫌でも知ることになるわけですが、その現実がより良いものとして捉えられたなら、それに越したことはないですし、そうでなければ大人になんかなりたくなかったってことになってしまいますからね。

大したことは出来ないだろうけど、そう思いながら、ひとつひとつを形にして、何かを残していけば、ろうそくの灯のようであっても、どこかで光っているはず。

いつか誰かが見つけてくれるかもしれないから、
そして、その時、また笑顔を見せてくれるかもしれないから。

  

清信 一芳写真展 「 かげを、いろどる 」
201339日(土)- 331日(日) 
13001900、月曜日休廊
入場料 \300(期間中何度でも入場出来るパスポート制)




女性だけの写真展 「Natural Woman
201346日(土)- 428日(日) 
13001900、月曜日休廊
入場料 \300(期間中何度でも入場出来るパスポート制)


オープニング・パーティー

46日(土) 1900 – 21:00(延長あり)
場所:ギャラリー内 参加費 ¥300(入場料は別にお支払いいださきます)
予約不要、入退出自由、差し入れ、持ち込み大歓迎!!

2013年3月13日水曜日

僕自身の傾向


一昨日の夜に録画していた「リトルダンサー」、もう何度となく観ている映画で、以前もブログで紹介しましたが、昨夜また観てしまいました。

どうやら僕自身の傾向として、自分に必要な、興味あるものは何度でも観たがるようで、しかもその時々の気分に合わせているみたいです。この映画は、気分が冴えない時によく観ているようです。と言っても、それほどまでに落ち込んでいるわけではありません。今回はちょうど放映があったので、という方が強いです。

東京にいた頃は、最後の5年ほどはほぼ毎週ギャラリーや芝居を観に行っていたのですが、特に気分が落ちているときは、川崎にある岡本太郎美術館に行った記憶があります。これまた、もう数えきれないほど行ったわけですが(どれほど落ち込んでるんだ!)、いつも眼にする作品であっても、新しい発見や違った印象を持つものです。そんな自分に感心しながら、ちょっとだけ元気をもらうのです。

もし、誰かにとって、このギャラリーがそんな場であったならって、時々思います。

それには、いつも通り、続けていること、
そして、誰に対しても開かれていることが大事なんです。




清信 一芳写真展 「 かげを、いろどる 」
201339日(土)- 331日(日) 
13001900、月曜日休廊
入場料 \300(期間中何度でも入場出来るパスポート制)



女性だけの写真展 「Natural Woman
201346日(土)- 428日(日) 
13001900、月曜日休廊
入場料 \300(期間中何度でも入場出来るパスポート制)


オープニング・パーティー

46日(土) 1900 – 21:00(延長あり)
場所:ギャラリー内 参加費 ¥300(入場料は別にお支払いいださきます)
予約不要、入退出自由、差し入れ、持ち込み大歓迎!!