2014年2月8日土曜日

写真の世界

ソチ・オリンピックが開幕しましたね。

時差が5時間あるので、ライブで見るには夜中起きていないといけないのですが、4年に一度しかないし、注目している競技や選手もいますので、出来るだけ見たいなと思っています。といいつつ、開会式はまだ見ていないので、これからちょっとだけ見ようかと。

冬のオリンピックというと、あまり馴染みの少ないスポーツで、実際やったことも、見たこともない競技が多いように思います。夏の競技と特徴的に違う点は、先ず環境がないと出来ないこと、日常の生活の中で趣味としても出来ないことです。今日は久しぶりに雪が降ったから、ジャンプでもしようかとはいきませんものね。

その為、出場する選手はほぼその道のスペシャリストで、企業や団体のパックアップがないと続けていくことも厳しいので、アマチュアの肩書を持ちながらも、意識としてはプロに近いのだと思います。もちろん、競技にかける思いや情熱なんかは、夏の選手も同じようにあるわけで、競技者として進む道も同じように険しいことは確かです。

ただ、僕が思うには、冬のオリンピックを目指す選手のほとんどは、その競技を自分自身で選び、人一倍上手くなりたい、速くなりたい、高く飛びたいと思いながら、実際に努力を重ねてきた人たちだってことです。それだけ、純粋な感じがするのですね。と言っても、夏の競技者がそうじゃないってことではありませんよ。

さて、こんなことを書きながら、写真の世界はどうなのかなって思うわけです。フィルムからデジタルへと移行している中、プロとアマとの境界にしてもとても曖昧に思えてきたし、自身の作品を発表していない写真家が本当にプロと言えるのか、或いは長年に渡り、アマチュア写真家として質の高い作品発表を行っている人たちに対して正当な評価をしているのだろうかとか、ぐちゃぐちゃとしたようなことです。

そういった意味では、まだまだ成熟していない世界なんです。表現すること自体、競技ではなく、非常に曖昧なものだからと言ってしまえばそれまでですし、取り組み方ひとつにしても人それぞれだし、時代や環境により作品の評価が変わってしまうことも良くあることですからね。

それでは、こんな世界で、僕が出来ることと言ったら・・・、

自らを表現する手段として写真を選び、純粋にそれらと向き合いながら、
自分が描こうとしている世界に実際に歩きだしている人たちに寄りそっていくこと。

プロとかアマとか、ましてやキャリアや実績といったものとは離れたところでね。





○「PHOTO(仮)」企画参加者募集中!!
 
4つの単語から、新たな創造を!!
PHOTO(仮)

皆様の参加を心からお持ちしています。



Sha-gaku vol.7 Act-1
2014118日(土)- 216日(日)                                     
13001900、月曜日休廊
入場料 ¥300(会期中何度も鑑賞出来るパスポート制)




Sha-gaku vol.7 Act-2
201431日(土)- 330日(日) 
13001900、月曜日休廊
入場料 ¥300(会期中何度も鑑賞出来るパスポート制)


○オープニングパーティー
 3/1(土) 19002100(延長あり) 場所 ギャラリー内
 参加費 ¥700(別途入場料はお支払いいただきます)

 予約不要、入退出自由、差し入れ、持ち込み大歓迎!!

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