2010年5月19日水曜日

「ノー残業デー」

先週の新聞に、プロ野球楽天球団が、水曜日の主催ナイターを対象に、会社からクリネックススタジアム宮城までのバス送迎サービスを付けた観戦チケット「ライナーチケット」を発売するとの記事が載っていました。30人以上の団体が購入できるらしいのですが、水曜日は仕事を定時で切り上げる「ノー残業デー」にする企業が増えていることに目を付けたとのことでした。


「ノー残業デー」という言葉を久しぶりに聞いたなと思っていたら、意外にも今年から実施をしている会社が多いらしいのです。僕が初めてこの言葉を聞いたのは、多分1995年頃だったと思います。当時はバブルもはじけ、低成長時代の中、企業にとっては経費削減、労働者にとっては労働時間の短縮による健康・増進を掲げ、大、小企業限らず取り入れようとの気運はあったように思います。

でも、大手企業は別として、組合等が無い中小企業にとっては、言葉だけが先走りして、本格的な実施までは至っていませんでした。また、おのずと一般社員は残業代も減るわけで、いくら早く帰れても何をしたらいいのかなんて意見も出ていたことは確かです。

それから、15年以上も経過し、生活に対する価値観も多様化しているので、皆さんはどういう心持で感じているかは分かりませんが、先のニュースのようにまだまだ日本には個よりも集団を意識したPRの方が受け入れられるようです。

僕の場合は、毎日が「ノー残業デー」でもあり、夜にメールなどの連絡が入った時にはその対応もしていたりで、どっちでもないような感じですが、実際のところオン、オフの切り替えはあまり必要とは思っていません。

そんなわけで、もし今日はノー残業デーだけど、さてそのまま家に帰るのもなんだな・・・と感じた時は、いつでもギャラリーへお出で下さい。自身で撮られた写真を見てほしいとお持ちになっても構いませんし、作品解説をしてほしいとの要望も受け付けます。

その時は、これを読んだのだけどと一言言っていただけると嬉しいのですが。

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