昨日Sha-gaku vol.3 Ending Party “reunion”の情報をサイトに載せました。これといって特別な内容ではないのですが、参加者やお客さんが一緒に楽しい時間を過ごしてくれれば良いと思っています。
何にしてもタイトルらしきものを付けるのが僕の悪い癖です。今回は”reunion”としました。英語で良く分からないよなとの意見は承知の上です。これまでの企画展でも英語のタイトルを使っていますが、これには僕なりの理由があります。
日本語としての言葉から受ける印象は、僕が日本人であるから良くわかっているつもりですが、分かっている範囲というか意味付けがさまざまな人によって違ってきます。自分はこうだと考えていても、受け取られ方がとても広いわけです。
なので、僕の場合、取りあえず内容や意味を英語に置き換える作業をします。これは、言い回しや字面としてかっこ良くしたいとか、よりインパクトを与える為ではなく、単純に置き換えます。先ずは、違う言葉を見る、読むことでより第三者的な見方をすると言った方が当てはまるかもしれません。そうして、そこから受ける印象を自分なりに考えます。ここで、しっくりと来ない場合は日本語から考え直し、同じ作業を繰り返します。何度となく試行錯誤するわけです。
僕は英語が得意ではありませんから、文章ではなく言葉の持つ強さや安定感のようなものを重視するようです。また、好みのようなものもあるので、出来るだけ偏らないようにはしているつもりです。
そんなわけで、しつこいようで申し訳ありませんが、今回は”reunion”です。あまり聞き慣れない言葉ですが、日本語の意味としては、再会や親睦になります。いっときの別れは永遠の別れになったりしてしまうもので、意識しないと再び会うことは難しいものです。
気持ち的にはまたいつか会って、何かしたいよねと思うかもしれないけど、現実には叶わない方が多いと思っています。だから、これまでは全然知らない者同士がこの場で発表しあえたことの不思議さや面白さを共有し、そんなことを語れる時間があったなら、ほんとにまた会えるのではと考えています。もちろん見て下さる方に対しても同じ思いではあります。
思い出が次に繋がる糧になり、気持ちが行動に現れてこない限り、物事は前には進まないものですからね。
○Sha-gaku vol.3
8月20日(土)~9月18日(日)
13:00-19:00 月曜日休み
http://kalos-gallery.com/exhibition/current_exhibition.html
Sha-gaku vol.3 Ending Party "reunion"
9月18日(日) 17:30-20:00(多分延長します)
カロス・ギャラリー
陽を待つふきのとう
6 日前
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