昨日ここで書いたので、Sha-gaku vol.3 エンディング・パーティーの画像を3点載せておきます。
公募で行うことについては、僕の中では、以前にはまるで知らなかった人たちが企画に参加し、おのおのの作品に触れ、在廊中にたまたま会って話をし、人となりを知ることで、自分自身の世界以外に接する機会を生活の場としてではなく、持って欲しいとの思いがありました。
同時に約1カ月の会期の中で、徐々に参加する方の写真に対する思いや考えが良い方向へと向かったり、逆に立ち止まり考えるきっかけとなり、自分から他者へ伝えることの大事さを感じてもらえればとも考えていました。そして、そんな繋がりや経験をひとつの記憶をして残してもらう為に、このようなパーティーを行っているわけです。
僕は欲張りでもあるので、企画へ参加された方々や以前から懇意にして下さっている方々との仲間内だけのものにはしたくはなく、より拡がりのあるものになって欲しいと思っています。
「自分自身へ・・・そして誰かに向けて」という企画はそんな理由から現在募集をしているもので、震災後に考えが固まったものです。震災からの企画展には、タイトルからして何かそれらしいと思われている方もいらっしゃいましたが、そんなことを意識していたことはなく、僕の中に元々あったものです。
「自分自身へ・・・そして誰かに向けて」は、もちろんアイデアとしてはあったのですが、対象をどうするかで、ずっと迷いがありました。ビギナー対象にすることで逆にハードルを上げてしまうとの考えはあったのですが、前述した拡がりを意識するとしないわけにはいかないよなとも思ったのです。また、震災という試練の中、これからもっと個としての活性が必要になるわけですし、新しい血のようなものも望んでいるのかもしれません。
予想通り、参加者はまだ充分ではありません。是非ともきっかけを持って欲しいので、開催時期を12月上旬と若干ずらすことにしました。
頭の中で考えていただけでは何も起こりませんし、その場でなければ表現することの実感は得られません。検討されている方は、今すぐにでもご連絡を。
http://kalos-gallery.com/event/planning.html
○チャリティー写真展
Photo Aid in Miyagi 2011~一歩前へ~ (仮)
2011年10月2日(日)~2011年10月16日(日)
13:00~19:00、月曜日休み、入場料 \300
期間中何度でも入場出来るパスポート制です。
http://kalos-gallery.com/exhibition/next_exhibition.html
月夜の松
6 時間前
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