雪が降ったり、止んだりと落ち着きのない日曜日の朝です。予報では午前中はそんな感じで、午後から晴れマークに変わっています。そうあって欲しいものです。
昨日は誰かしらが常にいて、やはり平日とは違い、賑やかな雰囲気に包まれました。アートなんて、かしこまったり、難しい顔をして観るものでもないし、大抵の人にとってはおしつけがましい主張なんて見たくもないでしょうし、それぞれの方法で楽しんでもらえれば良いのです。決して卑下しているわけではありません。
アートとしての基準がどこにあるかといえば、表現者においては自分自身の創造性に働きかける何ものかであって、見る側にはそれらによって何らかの作用を及ぼすことのように思えるのですが、これだって人それぞれなわけで、明確なものではありません。
ただスゴイなとか、わけが分からないけど元気になれるとか、見ているだけで心やすらぐといったものだけで充分ではと思えるのです。いわゆる権威に認められた何となく高尚な活動や創造物がアートとして理解されがちですが、表現者と見る側との間に自然発生的に表れる「引き合い」ような感覚が無ければ決して成立しないと思うのです。
頭では理解ではなくても、単純にスゴイと感じられ、その場に立ちすくんでしまったのなら、その時点でもうアートなんじゃないのということです。
考えるのは後からでも出来ます。でも、そんな「引き合い」に出会えることはあまりありません。
与えられるのを待っているだけではね。
○Story vol.3 企画 “2011”
清信一芳 ∞ 小田紗優美 二人展
2012年2月7日(火)-3月4日(日)
13:00~19:00、月曜日休み 入場料 ¥300
期間中何度でも入場出来るパスポート制です。
http://kalos-gallery.com/exhibition/current_exhibition.html
陽を待つふきのとう
6 日前
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