本会期初めての週末です。今日は出展者の2人が在廊予定ですから、これをご覧になった方がいらしてもらえると嬉しいのですが。
昨日も書いたように、彼らの本気度が充分に感じられる写真展になっています。キャリア2、3年、一眼レフカメラをついこの間手にしてばかりとは決して思えないくらいの世界を描いてくれています。繊細さや大胆さ、はかなさや力強さ、一見して矛盾しているもの同士が互いに反発しあうわけでもなく、溶け合うように存在しているのです。まさに心の中を見ている(見られている)ような面持にさせられ、なにかしら共感し得るところが発見できると思っています。
いいなと思える瞬間、それは理解するよりも感じることなので、感違いなんてこともよくあるわけで、でもそれも有りなのではと思います。理解は誤解から始まるなんて言葉もあるように、単純に分かるものだけで世の中が構成されてはいないし、わざわざ複雑にしてしまっていることの方が多いのだから。
だから、先ずは感じてくれればいいんです。
それには、自分自身を突き抜けようとしている彼らの作品を見てもらうしかないのです。
○Story vol.3 企画 “2011”
清信一芳 ∞ 小田紗優美 二人展
2012年2月7日(火)-3月4日(日)
13:00~19:00、月曜日休み 入場料 ¥300
期間中何度でも入場出来るパスポート制です。
http://kalos-gallery.com/exhibition/current_exhibition.html
陽を待つふきのとう
6 日前
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