時間というのはいつのまにか過ぎていくものです。考えているだけでは前に進んでいるかが不安になり、かと言って起こり得るリスクを出来るだけ避けようと思うと、具体的な行動に踏み出せないまま、結果、時間だけが過ぎていっているように思えてしまいます。焦らず、じっくりと、粘り強く、あきらめずにと、昔良く言われましたが、誰しも結果が見えてこないと、そこに留まってしまいがちになります。
どんなことでもリスクはあるわけで、頭では分かっていても、結局踏ん切りをつけるのは気持ちの部分が大きいわけで、そこまでに至るアプローチが大事なんだと思います。それには時間も必要で、ひとつの思いつきや引っかかりがやがて小さな塊りとなり、さらに大きくなっている実感を得るまでの過程とも言えるものです。
仕事上で行われるさまざまな手法は、ある目標に対しての判断基準の材料となり、それらが説得力を持ってきて、納得へと至った時に動き出されるわけで、もっとも代表的なアプローチの仕方だと思います。もっとも代表的と言ったのは、そこには、さまざまな人間の感情が絡んでもいますし、リスクだって考えられる、本当にその通りに起きるかなんて、してもいない内からは分からないものだから、それが完璧だと言えないからです。しかしながら、個人であれ会社であれ、必要不可欠なものですし、完璧ではないにしても、そこに近づく為のあらゆることを模索しているのです。
個人が考えること、ましてや僕の考えることなんて大したことでなく、実行したいこともすごく小さいものなのかもしれません。抱え込む不安やリスクなんてものも、さほど重要なことではないのかもしれません。それでも、今は、そこまでの自分なりのアプローチを大事にしたいと思っています。だから、いたずらに時間だけが過ぎているのではないと言い聞かせ、もっと違う見かたも出来るのではと自分に問いかけてもいるのです。
と言うのも、結局は自分が納得すれば良いのだし、くすぶっているものに火が付くことなんて、至極簡単なことですからね。
○Story vol.3 企画 “2011”
清信一芳 ∞ 小田紗優美 二人展
2012年2月7日(火)-3月4日(日)
13:00~19:00、月曜日休み 入場料 ¥300
期間中何度でも入場出来るパスポート制です。
http://kalos-gallery.com/exhibition/next_exhibition.html
陽を待つふきのとう
1 日前
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