本格的に寒くなりそうです。眩しい日差しが部屋に入ってきたのには気付きながらも、なかなか起きられない朝でした。今日はこのまま晴れたまま、放射冷却も進んで、気温は上がらないようです。
寒い寒いとばかり言っても何かを変えられるわけではないし、ややごわごわになるのは嫌だけどちょっと着込めばいいことだから、このあと、そうやって出掛けようかと思っています。いつも入口ドア前に置いていたランプが付かなくなったので、代わりを探しに行こうかと。
時間は午前中しかないし、まぁ、ドアに掛かっている「OPEN」のサインが見える程度ぐらいのものでいいかなと考えています。お店なんだからもう少し考えろと言われそうですが、僕自身あまり興味がないし、殺風景で怪しそうな鉄の扉を照らして、今は営業中だよと分かれば良いぐらいにしか思っていないのです。
要は入ってきてからの話ですからね。中身が伴わなければ演出する意味は無いし、表面の感じ良さや華々しさといったものは大事なことだけど、絶対に必要なモノでは無いよなと思っているのです。当たり前ですが、お客さんはどんな写真が観られるの?と期待してくるわけで、それに応えるように毎回考えているわけです。
でもね、本音のところはいつも不安なんです。表現って基本的に伝わりづらいものだし、押し付けたところで意味もなく、自己満足に浸っているだけではと思えることも無いとは言えず、感情だけで訴えられないものだから。しかも、答えは無限大にあるのですが、受け入れられるものはごくわずかだから、実に割に合わないものです。
枠や予定調和にくくられていることは、それだけで案外心地よいことです。でも、それら自体は、実は自分自身にとってのことであって、他の人は違った思いをしているはずです。
だから、表現はそういった違いを敢えて見せることだとも言えます。
そして今、僕が見せたいモノ、作り上げたいことは・・・・。
○福島隆嗣写真展 「恐ろしいことを考え続けるための都市実践」
2011年10月30日(日)~2011年11月20日(日)
13:00~19:00、月曜日休み、入場料 ¥300
期間中何度でも入場出来るパスポート制です。
http://kalos-gallery.com/exhibition/current_exhibition.html
陽を待つふきのとう
3 日前
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