今年も残り3週間となり、来週末はクリスマスと、公私とも忙しい毎日を過ごされているのではないかと思いますが、僕はいたって変わりない日々を送っています。休廊であっても日中はほとんどギャラリーにいて何かをしているわけで、何か特別な一日といったものもありません。
つまらない生活のように思われるかもしれませんが、今年、もっとも感じたことは普通に暮らしていることの大切さであったように思います。劇的な人生を送りたいと考えている人でさえ、いざその場に立った時には目の前で起ころうとしていることにたじろぎ、悩むものです。それが、自分にとって悪いことであればなおさらのことです。
ただ、この普通という状態は人それぞれで、一般的な平均値で物語れるものではありません。自分にとっての普通は、他の人には特異に見える場合もあるからです。こんなことは無くても、しなくてもいいじゃないと思えることも、その人にとってはそれがあること自体普通で、無いと困るモノだったりもします。
だから、先に書いた普通に暮らしていることの大切さとは、その人自身の価値観に基づいた暮らしぶりが出来ているかが大事なんじゃないのと言うことでもあります。
そういった意味では、いまだ普通には戻っていない状況なのだろうと思います。
今年の漢字に「絆」が選ばれたといいます。
言葉だけが先行して、忌わしい事実が遠く忘れ去られることだけは避けなければなりませんね。
○Gallery Selection 2011
Scene-1 2011年12月3日(土)- 12月25日(日)
13:00-19:00(25日は17:00まで)、月曜日休み
Scene-2 2011年12月27日(火)- 2012年1月22日(日)
13:00-19:00、月曜日、12/31-1/4 休み
入場料 ¥300 期間中何度でも入場出来るパスポート制です。
http://kalos-gallery.com/exhibition/current_exhibition.html
月夜の松
11 時間前
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