Sha-gaku vol.3開催準備は順調に進んでいます。参加者はキャリアもまちまちですから、初めての方は展示が終了するまで気が気ではなく、また許される時間も限られている為、間に合うのかと不安なんだろうと思います。僕の方はと言えば、案外心配しておらず、何とかなるよぐらいの感覚でいます。
現在、6名の展示が終了し、今日そして明日には残りの2名が展示予定になっていますから、開幕前日までには終わるはずです。前日に全体の案内等の掲示物を僕が取り付けて、開幕当日を待つようになります。今回は8名の作品制作も含めて、展示が日替わりのように行われるわけで、それぞれの思惑もまるで違っているので、僕自身の切り替えが肝要でした。
だから、これまでのプロセスを思い起こしながら、参加者の求める形を理解しつつ進めていかないといけないわけで、もしその場で誤解が生じてしまったら、白い紙の上に一点しみを作ってしまうようなことにもなりかねません。慎重にかつ当然のことのように進めないといけないわけです。
でもね、やはり形になっていく姿は、見ていて嬉しくなってしまいます。もっと、冷静にあくまでも第三者的な立場でより良くするにはと考えないといけないのですが、僕の中にも一種参加者と同化している部分があるのですね。これまで、いろいろと検討してきて、現在これが最善と思われるものを目指している、向かっていく方向が同じであることが大事だと感じているからかもしれません。
全ての壁が、色とりどりの作品で埋め尽くされたその時に、これまで想像していたモノとは違った何かを僕自身が感じられるようであれば、きっとうまくいったと思えるのでしょうね。想定内の完成以上の何かです。
明日それが分かるはずです。
それって、ハプニングやサプライズといったものではなく、どれだけ今まで継続的に中身を詰めてきたかどうかによってもたらされる、ご褒美のようなものなのです。
○Sha-gaku vol.3
8月20日(土)~9月18日(日)
13:00-19:00 月曜日休み
http://kalos-gallery.com/exhibition/next_exhibition.html
陽を待つふきのとう
6 日前
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