何やらバタバタとしてきました。会期準備期間中は、普段よりも忙しくなるのはいつものことです。今回は8名による展示なので、いつもよりも時間がかかることは分かってはいましたが、それぞれの作品制作からのサポートを日替わりでしていることもあって、混乱しないように気を付けなければいけません。僕が混乱していては、参加する人はますます不安になってしまいますからね。
今日は実際の展示はありませんが、明日の為のいくつかのトライをしなければなりません。おそらく、時間のある時に前もってしておけよと自分自身に言いながらのトライになると思うのです。参加者のキャリアはまちまちですし、実際の展示やポートフォリオの検討には時間が掛かりますから、僕からの意見を消化しながらの作品制作は大変なのだと理解しています。そして、それらを消化してから、自分のエネルギーに変え、まとまった形に現れてくるにはそれなりの時間が掛かることも充分理解出来ます。
その為、結局はぎりぎりでのトライになってしまうのですが、試してみると言うよりは、確認すると言った方が良いかもしれません。実現不可能なことをいくら言ったところで仕方ないわけで、始めからそのような提案はしないから、それらが確かに出来ることを僕自身に伝える行為なのですね。
そう、僕だって、ホントは不安なんです。言ってはみたもののなんて、無責任なことは出来ないから、するしかないのです。経験や勘や感覚だけで、確証が持てないのは、多分長年のエンジニア生活で身についてしまったものなのかもしれません。
そんな行為を傍から見れば、楽しみながらしているように感じるかもしれないし、自己満足の範疇なのかもしれないけど、でも、自分自身、納得のないまま前には進めないのです。
ある意味、こだわりのようなものなのかもしれないし、時にもっと曖昧でも良いのではとは思うのですが、それらを感覚で無く、ちゃんと伝えられる、自分の身になったものとして自分の言葉で持って言えないものは、本物じゃないよなと思うわけです。
だって、展示・発表するものって、その人が生み出した本物ですし、それらを制作する人たちに僕が本物を出さなければ失礼な話ですからね。
ホント、面倒くさい男だね。
○Sha-gaku vol.3
8月20日(土)~9月18日(日)
13:00-19:00 月曜日休み
http://kalos-gallery.com/exhibition/next_exhibition.html
月夜の松
12 分前
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