いよいよ明日、Sha-gaku vol.2が始まります。
実はまだ壁面は埋まっていません。約60%程度です。今日夜遅くには、全ての壁面が埋められて、全容が見える予定です。今こんな状態で大丈夫なのと言われそうですが、心配はしていません。
今回は6名の男女による展示会になっています。元々の趣旨が壁面ごとの個展としているように、グループ展ではないと考えています。だから、他のメンバーに何一つ気兼ねする必要も周りとのバランスも考える必要はありません。自分の作品制作・展示にのみ力を入れてくれれば良いのです。
もし、その事で見る側に首を傾げられたり、理解不能の困惑を与えたとしても、それは個人の力ではなく、ギャラリーとして企画した僕の力不足なんだと思っています。もちろんそんな風になったとしたら、参加者の方には申し訳ないなとは思いますし、そうならないように可能な限りサポートをしているわけです。
サポートという言葉の裏には、される側の自発的な思いや気持ちが無ければ、それ自体意味を持ちません。Sha-gakuの場合は、テーマ・コンセプト、表現の方法も自由です。それゆえ、僕の方からああしろ、こうしろとは指示は出来ません。なので、僕は参加者の写真そのものであったり、そこから想起される世界観に沿ったより具体的なアドバイスを提示し、示唆するだけです。選択する、しないは当人の自由です。
自分が選んだ何もない白い壁に向かった時に、結果を考えるのではなく、先ずは想像を膨らませてほしいのです。具体的な方法や詰めはその後じっくり考えれば良いことで、その為に僕の存在があるのです。
おそらく、壁面それぞれから受ける感情は皆違ってくると思います。見る側は、それに抗うことなく、様々な感情の渦を楽しんでほしいですね。
溺れることも時には必要です。
ドキドキ、ワクワク、ハッとした自分を自身で確かめてみて下さい。
ほんの少しでも、世の中が面白くなりますから。
陽を待つふきのとう
5 日前
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