昨夜は久しぶりに知り合いの方と外で夕食をしました。こちらに来てからは外で食事する機会が無くなっていたので、結構新鮮な気持ちになりました。以前は、しょっちゅう出歩いては、夜の街を徘徊していたのですが、最近はそんなことも無くなりました。
特に興味が無くなったからというわけではないのですが、何となくそんな感じになってしまうと、出歩くこと自体面倒になってくるものです。なので、もっぱら夜はpolkaの相手をするようになってきました。昨夜もそれほど遅い時間でもなく、部屋へ戻ったのですが、何故か身体にだるさを覚え、すぐに寝てしまいました。polkaもそんな僕の様子に気付いているわけでもなく、ベットへともぐり込んでからは、特に寄っても来ませんでした。
そして、朝方5時頃に、いつものように鳴き始めました。そう、新しい水とエサを要求してくるのです。いつもは、準備をしてあげてから、また寝たりするのですが、今日はややだるさも残り、寝ていた時間が長かったせいか起き上がるのが億劫で、そのままにしていました。polkaは執拗なほど耳元で鳴いては、頭を身体にこすりつけてきます。終いには、身体に乗ってきては、そこから床へとジャンプし始めます。polkaにとってはいつものルーチンワークのつもりでしているのでしょうが、違う点は今日は僕が起きないことです。1時間ほどして、しかたなく僕は起き上がったのですが、もしこのまま起き上がらずにいたなら、polkaはどういう態度をとったのかなと考えました。
きっと、起きてこない僕の様子に異変は感じるのでしょうが、あきらめて寝てしまうような気がします。やや哀しい結末かとは思われますが、きっとそうなのでしょう。
polkaは今、水もエサも食べ終えて、すっかり安心をしたのか、一人掛けソファで身を丸めています。僕はと言えば、そんな姿をぼんやりと眺めているだけです。今朝はあいにくの曇り空で差し込む朝日はありません。薄暗い部屋の中で、朝を感じさせるものはテレビから流れてくる男性司会者の声だけです。
今日もいつもの一日が始まります。
繰り返される毎日は、polkaには永遠であるかのように感じているのだろうか。
それもまた幸せなことなのだろう。
陽を待つふきのとう
6 日前
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