次回企画展の”Sha-gaku vol.2”のDMが出来てきました。年末年始の休みもあった為にちょっと遅めの出来上がりです。来週以降配布していきますので、街角で見かけたら、手にとって見て下さい。
Sha-gakuは、昨年6月に初めて公募として開催した企画展です。対象は、写真を作品として発表してみたい全ての方です。テーマや展示に関しての制約はほとんどありません。(壁を壊さない限り)一回目は、ギャラリーに訪れてくれた方々にも協力を仰ぎ、参加していただいた経緯は有りますが、非常にまとまりのある展示会でした。
既にサイトでは紹介していますが、今回は6名の男女が参加されます。皆さん、自分の自由意思で参加を決めています。よくある決まった筋書きに沿って行われるものとはまるで違います。もちろん、Sha-gakuに参加することが、今のところ、写真家への道であったり、ステータスにはなりませんから、純粋に発表してみたいとの思いが強い方々なのです。そういった意味では、今回のSha-gakuが、始めに考えていた趣向に近づいたのかなと思っています。
昨日も夕方に参加者のひとりが見えられ、これまで考えていたものとは違った展示プランを持ってきました。それがとてもユニークなのです。この場で、こういうものだとは明かせませんが、その発想に面白さを感じました。現実の形として行うには様々な問題があり、果たして見る方に素直に受け入れられるかも分かりません。そんな実験的要素が強い展示だと言えます。
でもね、その発想が実は大事なことで、僕も単純にワクワクとさせられます。そうなってくると、何とかならないかと考えるわけです。もちろん、費用をかければいくらでも出来ます。その辺りがいつもジレンマとして感じるのですが、現実問題として考えなければいけないのは確かですし、方向性や実現性を提示することも僕の仕事のひとつなのです。
さて、初個展の場としてこのギャラリーを選んでくれた江口さんもSha-gakuに参加して下さった方のひとりです。今日から3連休に入った方は多くいらっしゃるのではないかと思いますが、正月休みの疲れ?を癒す日として考えている方は、その時間の一部をギャラリーで使ってみてはいかがでしょうか。日常の慌ただしさや喧騒から離れ、安らげる空間がここにはあります。
そして、あなたにとっての"Beyond"を感じて下さい。
陽を待つふきのとう
4 日前
0 件のコメント:
コメントを投稿