地震から6日目の朝。冷え込みがきつく、うっすらと雪が残り、冷たい雨が降っています。ギャラリーのあるビルは、会社、店舗が4つ程入っていて、その他済んでいる住人のほとんどは余震に備えて、実家、知り合い、避難所へと身を移し、夜間にはほとんど誰もいない状態です。僕は7階の自室にpolkaを残し(かわいそうだが)、何度か部屋に戻り、エサや水を与えながら、夜はギャラリーで寝泊まりしています。
風呂以外は問題ない状態ですから、精神的に追い詰められている感はありませんが、いつ何時大きな余震があるか不安ではいます。
ギャラリーのお客さんには、様々な職種の方がいます。医療、学校、介護施設、行政職員の方々は、たまに入るメールや電話での様子を聞くにつけ、肉体的な疲労はもちろん精神的にもきつい状態であることが分かります。
ライフラインの欠如はもちろんのこと、先ず現場に情報が入ってこないとが、余計に不安感をあおっているように思います。今朝の南相馬市市長が電話で話していた内容は、とても信じがたいことでした。国や県からはまったく情報が流れず、テレビ、ラジオで知るしかないと。これでは、僕たちとなんら変わらない状態です。
優先順位はあるのでしょうが、誰が見てもおかしいだろと思わざるを得ません。何も出来ない僕がこんなことを言う資格はないのかもしれませんが、理不尽さで胸がきりきりと痛みます。
個人として出来ることは、おそらくはライフラインが復帰した後になってくるのでしょう。今はそれを考えながら、エゴと言われようが、身近や縁のある人々を励まし、話すことで少しはストレスを吐き出してくれればと思います。
ギャラリーは、しばらくは17:00まで開けています。
一時でも安らいでもらえれば、それで良いのです。
今日も頑張ろう!
谷に眠る
2 時間前
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