準備は万端です。
何がかって言えば、「THIS IS IT」を見る準備のことです。いつもは会期の合間にホームシアター化している場合が多いのですが、今回は本日だけの為に、わざわざリアスピーカーもセットしました。普段は、リアスピーカー無しで、センター、ウーファーを含め3.1chにしています。見るものの多くがドラマ系なので、リアをセットしてもそれほど効果的でない事もありますが、まぁ単純に面倒なのでそうしています。
マイケル・ジャクソンは、正直言って僕のアイドルではありませんでした。まだ若く多感な頃にはフォーク全盛で、皆がそうであったように荒井由実やら拓郎とかにはまっていたからです。それでも、ミュージックビデオ(死語?)なるものが初めて出現して、マイケルのそれを偶然テレビで見た時に、単純にすげえなぁと感じました。今思えば、その時の映像としてのすごさよりも、パフォーマーとしてのすごさに圧倒されたのかもしれません。
マイケルはジャクソンファイブのメンバーとして、1970年代半ばにモータウンから離れました。その後、モータウンや家族間でのいざこざもあったりながら、徐々にソロとしての活動が増えてきます。そして、アルバム「Off the Wall」の大ヒットにより、これまでの少年ボーカリストから脱皮したと言われています。
そして、1983年、くしくもモータウン25周年コンサートで、「Billie Jean」の間奏であの伝説と化したムーンウォークを初めて披露したそうです。
このDVDは、幻のLONDON公演のリハーサルやオーディションの様子を映し、編集したものです。普段アーチィストは自身のリハーサルや稽古の姿をあまり見せることはありません。なので、余計興味深いのです。
偶然ですが、今回の中村ノブオ写真展で展示されている作品の多くは1983年撮影のものです。当時のハーレムは、危険で衰弱していて、近づくことすら嫌がられた街でした。それでもそこにいる人々は、穏やかで素直な表情をしています。
そんな作品達に囲まれながら、もうじき届けられるDVDを心待ちしているのです。
陽を待つふきのとう
5 日前
0 件のコメント:
コメントを投稿