
今回の写真展では、常時このアルバムが流れています。(もちろんレコードではなく、新たにデジタル・マスタリングされたCDです。)その時代に聞いたことが無い僕でも、何故か懐かしい感じがします。アコースティックな音とハーモニーが、後のフォーク・ロックやウエストコースと・ロックへ引き継がれ、それをリアルタイムで聞いてきたせいなのかも知れません。
1967-1975は、日本の高度経済成長期末期から終焉の時期です。アメリカも1975年に終了したベトナム戦争でのおびただしい疲弊もあり、また世界的にも1973年のオイルショックにより、思想的にも経済的にも大きく変動した時期と言えます。
展示された作品にもその時代の影が見え隠れしています。そして、音楽も然りです。世代の違いはあっても、観に来られている方はすでにその事に気づいていることでしょう。
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