福島隆嗣写真展の初日がいつものように土曜開幕と思われていて、直前でスケジュール調整が付かなかった人もおられたようですが、昨日は割と顔なじみの方々が集まってくれ、一日中写真談議に花を咲かせていたような日でした。
もっとも僕はカウンターの中にいたり、ギャラリー内をうろうろとしたりで、時折話に交じる程度でいましたので、個別に作品や写真に関しての話をする必要も無く、のんびりとしていました。正直、僕がしゃしゃり出てというよりも、ここで知り合った方々が勝手に話をしてもらえる方が良いと感じているし、写真を撮るもの同士の方が共通理解も得やすかったりするので、その様子を眺めているだけで、いいなと思えるのです。
サロンといった特別で気取った感じでもなく、いつものようにフラッと入って来て、時々知り合いがいたりして、何となく話をしながら、リラックス出来る空間であることもギャラリーの要素のひとつだと考えています。時に演出も必要だけれど、殊更に強調することのない自然な居心地の良さみたいなものがあればいいと思っているのですね。
でも、これって、展示している作品の世界観にも依ってくるわけで、鑑賞という点では逆効果を与える場合もあるので、注意は必要です。この辺りは、写真を専門で見せているギャラリーとしては、一番考えている点ではあります。
先ずは作品に注目してもらえなければいけないし、その為に緊張や居心地の悪さが出てしまうことはありますから、そこだけを目指しているのではないのですね。何事もバランスなんでしょうが、普段言葉では簡単に言えるけど、実際はとても難しいのです。
まぁ、何でもそうですが・・・。
○福島隆嗣写真展 「恐ろしいことを考え続けるための都市実践」
2011年10月30日(日)~2011年11月20日(日)
13:00~19:00、月曜日休み、入場料 ¥300
期間中何度でも入場出来るパスポート制です。
http://kalos-gallery.com/exhibition/current_exhibition.html
土の匂い
2 日前