嵐のような昨日とはうって変わり、日差しのある明るい朝です。台風一過の後に空が晴れ渡るような感じです。まさに昨日は季節外れの台風のような一日でした。ほんの少し外に出ただけで、傘は飛ばされるわ、足元はぐしゃぐしゃになるわで、こんな日は大人しくしているしかないと感じたんじゃないですかね。
そんなわけで、昨日は予想通り、お客さんの足も遠ざかり、僕はひとりのんびりしていました。さて、今日は天皇誕生日で祝日です。一息入れるように、週の間に休みがあると、昔から得をした気分になるのは僕だけでしょうか。特に今は師走で、何やら忙しさや慌ただしさだけを感じる頃ですので、余計そう思ってしまいます。まぁ、今は祝日、日曜関係なく仕事をしている人もいますので、一概にそう思う人ばかりではありませんね。
何にしても、ある目標がある場合、その中間点はとても意味あるものになります。このまま進んでいけば良いか、または違ったやり方をしなければいけないと考え直すこととなるか、最悪撤退もといろいろなことを考える機会であるわけです。それと同時にやっと中間点だと思うまたはもうここまで来たかと、ホッと感じる時期でもあります。
僕の場合は、まだまだ中間点すら程遠いと思っています。思い描く目標や目的に対して、どれほど進んでいるかの実感があまりありません。時に、ここでこうしたことをやっている意味や意義が果たしてあるのだろうかとさえ思えることがあります。そう、夢物語の中で、幻想を見ているだけなのかもしれないと。
それでも、現実は毎日訪れて来るわけで、そのたびに決断や対応をしています。と言っても、そのひとつひとつはそれほど大それたことではなく、普通に生活している人と変わりないものではあります。
以前、ミニー・リパートンの言葉で、「コップ半分の水」の話を書きましたが、残り半分しかないと考えるか、まだ残り半分もあると考えるかで、その後の行動や判断は変わってきます。また、そうした結果、完全に満たされてしまったその時どういう思いを抱くかで、これまでの評価が表れてくるのだと思います。
コップ半分にも満たないと感じている状況でどうすれば良いか、そこが問題ではありますが、大河も雨水の一滴からとの言葉もあるように、少しずつでも積み重ねていくしかないのだよと、自分に言い聞かせているのかもしれません。そこから何か見えてくるものがあるでしょうし、昨日のような風が吹くかもしれませんからね。
少なくとも、吹き飛ばされるだけにはならないように、とは思っていますが・・・。
月夜の松
12 分前
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