今朝のテレビで各社こぞって、寒波襲来のニュースを流していました。
何やら、今日から明日、明後日にかけて、天気は大荒れになる見込みらしいです。以前はそれほど毎日の天気なんかは気にしなかったのですが、ギャラリーをオープンしてからは結構気になることが多くなりました。
やはり、天気が悪いとお客様はめっきり来られなくなりますからね。会期も長いので、またこの次の機会にすればいいやと思うことは、心境としてはとても分かります。実際、僕も多くのギャラリーや美術館へ休みごとに見に行っていた頃は、天気が悪いとあまり駅から離れていない所や傘をさほど差さなくてもいけるような場所を選んでいたように思います。
芝居なんかで、前から入場券も購入し、この日でなければという時には、少々の雨でも気合いを入れて行っていましたが、そうでなければなかなか足が向かなくなってしまうものです。会場によっては、傘の置き場にも困るようなとても小さいところもあり、出来る限り折りたたみ傘を持っていったものですが、ちょっと強い雨だと体中濡れてしまい、これもまた隣の人に迷惑にならないかとか余計な心配をしてしまいます。
その日の体調や気持ちのコンディションって結構影響するもので、ちょっと気になることがあったりすると、なかなかその芝居や作品の中に入り込めなくなってしまいます。それでも、そんな気持ちや気分であったことすら忘れさせてくれるものは、数は少ないのですがあるにはあります。
そんな時には、大げさかもしれませんが、何か大きな幸福感に包まれている自分がいることに気づかされます。これまで体験出来なかったこと、そして今まさにそれを体験し、確かに感じられたことに対して感謝の気持ちすら湧いてくるのです。
理想かもしれませんが、ギャラリーに来られる皆さんには、そんな気持ちを感じてほしいといつも思っています。
陽を待つふきのとう
6 日前
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